BLUE CANDLE NIGHT〜3.11に祈りを込めて〜
3月11日。
震災から11年目になる今年は、彼さんが学生時代ボランティアで活動していた
【ともしびプロジェクト~被災地に希望の光を灯し続けよう~ #BLUECANDLENIGHT】に参加しました。
震災当時札幌にいた私にとって、この日は
あの日体験した長い長い揺れと、
テレビで見た現実とは思えない光景。
街がやけに静まり返ったことを思い出します。
ちょうど震災の2週間前に祖父の葬儀を終えたばかりで、
命とは、生きるとはと、痛切に想い考えた日々でした。
震災があった年の10月、縁があって2ヶ月だけ仙台に住んだ時、まだ余震も多くて、
その時出会った人たちから会うたびに聞いていた、まだ復興途上の生活や、生々しい震災の体験。
その2年後に本格的に仙台に越してくることになり、その時もまだまだ海沿いには何もなく、気仙沼の友人の案内で気仙沼はじめ、海沿いを車で走っては写真に残した日々。
会う人会う人から聞いてきたリアルなあの日の体験。
それがあまりに鮮明で、私にとって3.11は
みんなから聞いたあの時の想いを想う日でもあります。
たまに地元に帰ると空気感が違って、いかに東北の人たちが震災によって人生が大きく変わり、今も震災と共に生きているのかをひしひしと感じます。
ブルーキャンドルは気仙沼で作られているもので、
一本は失ってしまった命への追悼。
もう一本は今ここに生きている命への祝福。
という想いが込められているそうです。
そう思ってキャンドルに灯りを灯すと、
もうここにはいない命も、
今ここで生きている私たちの命も、
まるで目の前にあって手に取って感じられるようで、グッとくるものがありました。
今、世界では戦争が起きていて、更にコロナ禍でもあって、
その空気を世の中に感じながら、テレビを通して目の当たりにする世界だからこそ、
またより身に迫って感じてしまうものもあったのかもしれません。
細やかかもしれないけれど、今後もキャンドルの灯りと共に、3月11日は命を想い、尊ぶ時間を過ごしていければと思います。
⭐︎ ともしびプロジェクト
〜被災地に希望の光を灯し続けよう〜⭐︎
3.11 BLUE CANDLE NIGHTは
世界中で、たくさんの想いある方にキャンドルを灯していただくため、
キャンドル代金は全て無料、送料のみ負担で届けて下さいます。
興味のある方はぜひ、来年はご一緒に。
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