【報告】両親からの謝罪と和解〜家族のこれから
6月の最後の日。
約6年絶縁状態だった母と再会して和解した。
父とも8月の最後に約7年ぶりに再会する予定。
4月の下旬に結婚してから、
両親に結婚報告をするかしないかで悩んでいて
やはりしたいという気持ちになったのと、
それだけではなく過去のことを謝ってもらえるなら
もう一度やり直したいという気持ちになったのが
5月のこと。
旦那さんにも相談して、
私の想いが確実に伝わるように
手紙の内容の添削まで手伝ってもらった。
結婚の報告と、
過去の両親の言動に傷付いているので
謝って欲しいこと。
そしてまた普通に食事を取り
親子の時間を過ごしたい旨を伝えることになった。
連絡先が分からなくなっていた母には手紙で、
父にはメールを送ることにした。
返信は、正直想像していた以上で
特に母からは
「本当に許されないことをしたと思っている。
残りの人生かけて償いたい。
もし許してもらえるなら
親子の関係を取り戻したい。」
とまで言ってもらえ、
それが私が欲しかった言葉そのもので号泣。
手書きの文字でその言葉を見た時の気持ちは
言葉では言い表せないものだ。
父親からは
「私の言動で傷つけたことは
本当に申し訳なかったね。
ごめんなさい。私もまたるなと食事をしたい。
日を見てまた連絡するよ。」
というものだった。
その言葉も、前の父親の状態からしたら
考えられないものだった。
元々の状況として、
約6年前、母親の状態が悪化し、
何とか弟と私、当時彼氏だった旦那さんにも
助けてもらい、話しあって手を尽くしたものの
尽くしきれない状況になり、
弟から「俺は母親と縁を切るから、
姉ちゃんもなりふり考え方が良いよ」
と言われたのを機に、周りからの後押しもあって
(私が完全に崩れてしまっていたので)
結局兄弟揃って母親とは縁を切ることになってしまった。
父親は知らない間に再婚していて、
自宅に帰ろうとした弟に
「もう帰ってくる家はないよ」と言ったり、
治療が必要で援助を頼んでいた私の医療費を
一方的に切られてから
兄弟揃って父の方から縁を切られてしまったように
感じていた状況だった。
表向き円満離婚を語っていた両親は、
実際は喧嘩別れみたいな感じだったし、
弟は家族の誰とも自分からは連絡を取ろうとせず、
私がお正月や誕生日にメッセージを送って
生存確認していたくらい。
家族がバラバラになってしまったこの10年。
今回家族1人1人から
結婚を祝福されただけではなく、
みんな喜んで思い思いの結婚祝いを送ってくれて
両親は謝罪と共にこれから
食事で会ったりしていきたいと言ってくれて
特に同じ県に住んでいる母親とは本当に
親子としての時間を取り戻そうとしている今。
(*写真は結婚祝いと再会を祝して母と旦那さんと
3人で食べた懐石料理。お刺身の写真を撮り忘れた!)
実は、私から連絡が来て母は弟にも謝罪のメールを
送ったそう。だけど返信はなかったと。
私以外の家族のメンバーはそれぞれ未だに
関係が絶たれれいる状況の中で
私ー母 私ー父 私ー弟 の関係性は
上手くいき始めていて、
それが奇跡みたいに感じる。
そんな話を以前から家族のことで
相談に乗ってきてもらっている
母親的存在のある方に報告したところ、
こんな言葉をかけてもらった。
『散らばっていてもまとまりのある「家族」には、
扇の要のような人が必ず一人いてね。
その一人がみんなといい距離を作れたら、
関わるみんなが豊かになると私は思っているの。
それがうちなら私だし、
るなちゃんファミリーでは多分、
るなちゃんになってくる気がする。』と。
その言葉に電流が走るような衝撃を受けた私。
今、私を中心に、私の中には
家族それぞれとの繋がりが戻ってきていて、
そんな今に私はやっと息が吸える感覚になる。
家族って、上手く言えないけれど、
そこに存在していてくれて
繋がりを感じられるだけで、
その繋がりの中で感じられる、
通い合う何かがあって
それを人は”愛”と呼ぶのかもしれないな、
と思ったりする。
そんな”愛”を感じたいから私たちは
食事を共にしたり、遊びに行ったり、
何気ない時間を共有しようとしたりするのかも。
何かの行為を通してより感じられるものがある感じ。
まあ、そんな難しいことを考えずに、
一緒に楽しく過ごせたらそれが一番なんだけど
我が家は難しい状況になってしまったので、
そんなことを考えたりするのです。
実は母は母で3ヶ月前に
奈良のガチのパワースポット
大神(おおみや)神社まで出向いて
「子供たちとまた会えますように」と
ご祈祷してもらっていたそう。
3ヶ月で効果が出ると言われているらしく、
本当に3ヶ月目に連絡があったからびっくりした!
と言われた。願いが叶ったお礼参りと、
病気平癒でも有名な神社があって、
母の古くからの友人がそこでご祈祷してもらって
肺がんが治ったという話があり
私の病気平癒も兼ねて急遽今月末に奈良旅行で
大神神社に行くことになった。
母親と旅行することと、
ガチのパワースポットに行ってみたいと
前々から思っていたので、
私も2つの願いがいっぺんに叶いそうで嬉しい^^
家族の問題と向き合う心模様を
何年も記し続けてきたこのブログで
まさかこんな報告が出来る日が来るなんて。
正直、家族で普通にまた集合したり、
繋がりを持ったりすることは
難しいかもしれないとは思っている。
それぞれの思いがあるから、
強制するつもりもなくて、
母鳥が卵を温め続けるように
見守り続けていきたい、そんな気持ち。
それでも確かに、私を中心に家族は戻ってきた。
その事実に自分を最大限に褒めながら、
労わりながら、残りの人生、
家族と関わりを持てる瞬間を大切に楽しみながら
過ごしていきたいと思う。
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