不完全さこそ【完全】〜私の中に大切なものが還ってくる日〜
人はどうして不完全で
こんなに未熟なところがいっぱいあるんだろうと
ずっと思ってた。
何よりそんな自分が許せなかった。
何よりそんな自分のことをダメだと思い、
責めて、何とかしようとして
がんばりすぎて、倒れてしまう。
そして、更に
そんな自分が、許せないの堂々巡り。
こんな自分をどう受け入れたら良い?
と悶々とする日々。
宇宙の真理に出逢い、
人の本質は「完全」なのだと知った。
だったら、どうして
私はこんなに未熟で出来ないことが沢山あって
がんばりたくてもがんばれない、
(がんばりすぎて病気になる)
ダメなところがいっぱいあるの?
自分の内側に広がる、完全性を感じさせる
あたたかで、豊かで、黄金色の宇宙を感じながら
そう思ってると、
ふと気付いた。
「意味が違う」と。
そうか、そもそも
「愛されている」と感じられるのは、
極端な話、肉体があるが故の感覚で、
自分にダメなところ、
欠けたところ、
未熟なところがあることを知りながらも
それも含めて自分を愛してくれる人の
言葉や想い、笑顔に触れてこそ
感じられるのだと。
自分が欠けていることを知っているからこそ、
そうしたことに感じられる「愛」がある。
もし、落ち込んでいる時に
誰かが笑顔を向けてくれたら
優しい言葉をかけてくれたら
間違いなく愛を感じるだろう。
でも、逆にもし私が何でも一人で出来たら、
特に他人に有り難みも感じない、
誰にも感謝出来ない人だったかもしれない。
だって感謝する必要がないんだもの。
だけど「感謝」さえ、
自分の未熟さを知っているからこそ
生まれるもの。
「喜び」さえも、
自分が知らなかったことを知り
体験したことがないものに出逢って
初めてそれを感じる。
もし生まれた時から全てを知っていたら、
最初から、全部体験したことがあったら
それは当たり前だから、
あえて大きな喜びを感じることも
感動することもなかったでしょう?
そんなことを考えていると、
そうか、そうだったんだ。
人間の不完全さこそが、
【 完全 】だったんだ、、、!!!
と気付いた。
だからこそ、
たくさんのあなたと
わたしも含めて、完全に一つなのだと。
人は、誰かを愛し、
誰かに愛されながら、生きている。
それは誰しもがそうだ。
人間は、
愛している私と
愛してくれるあなたがいて
完全なのだと。
様々な事柄を通して、
全世界が、そんな愛で繋がっている。
人間は未熟だからこそ、
欠けているからこそ、補い合う。
愛し、愛される。
様々な個性を持ったみんなが揃って
みんなではじめて1つで完全なのだと。
欠けているからこそ
ダメなところがあるからこそ
「それを感じられる」のだと。
そして今、「それを感じている私」は
間違いなく【 完全 】なのだと。
欠けているということは、
つまりは、
この現象界で細分化された沢山の愛を
体験出来ると言うこと。
それってねぇ、
それを【 完全 】っていうじゃない?
ただ、細分化されてる部分を見て、
人は良いとかダメとか言ってるだけ。
全体を見てごらん。
全てで一つなんだよ。
欠けているから結局、
愛が何だか分かるの。
だったら欠けている自分を知り
それを補ってくれる何かに出逢った時
そのどちらも知って「完全な愛」になるんだよ。
こんなにダメだと感じる私だからこそ
こんなに愛を感じられる私がいるの。
と私の中の私が言うのだ。
だから、意味が違う。
だから、弱さも愛だよ。
できないことも、愛だよ。
私が思ってた
自分には出来ないことがあるからダメだ、
は、責めているから攻撃なの。
それが違うんだよ!!!
責めることも攻撃することもやめたら、
この私だからこそ体験できる「愛」が
たくさんあると、
人は不完全さこそを「完全」だと言うと
意味が、概念が
ガラッと変わってしまう。
今まで聞いてきた言葉
体験してきたこと
全てのピースがぴったりハマる。
ほとんど絶叫や、悲鳴みたいに頭の中で響いていた
「私が頑張らないと幸せになれない!
絶対に愛されない!」という強い気持ちが、
ハラハラと、私の中からこぼれ落ちていく。
12月は人類的にも大きな時代の転換点を
迎えると言われていて、
一つの時代を終えようとしているタイミングでの
最後の新月&皆既日食の日に気付いたのは、
いかに、幸せになりたくてがんばって
実は、不幸を自ら選ぶ生き方をしていたか、
ということだった。
ショッキングなくらい、
その全体像が見えてしまって、
その事実にまざまざと気付き、
わんわん泣いて過ごしたけど、
わだかまりになっていたことも
思い切って全部言葉にして出してしまったら、
気付いた今、このタイミングで
新しい時代が来ることが、もはや希望でしかない。
日食自体、一度、それまでの自分が死んで
新しく生まれ変わるようなタイミングだと
どこかで読んだことがあるけれど、
一つの時代が終わろうとしている今、
まさに私自身も宇宙の流れ、そのもの通りの
新月でした。
今、内側ではあたたかな黄金色の光が
並々と満ち満ちていて、
胸までいっぱいになる気持ち(T ^ T)
きっとこの30年は不幸を極め、
これから来る新しい時代では
幸せを極めていくのでしょう。
そんな今日は、全国的にも沢山の雪が降り
私が住む場所でも一日中雪が降り続け、
空から舞い降りる雪を
窓から眺めながら、そんなことを思うのでした。
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