未来からのサポートと魂の化身
それは新月の、少し前から始まった。
普段から自分の心を感じると、ピキピキとひび割れるような痛みを感じる。
もうずっと前から常日頃そうで、あんまり感じ続けると大抵そのまま体調を崩してしまうのがいつものパターン。
痛みを感じたくないからつい、無意識のうちに心を感じないようにしてしまう。。
そういう自分に気が付いて、
「これからは常に自分の心を感じて生きよう」
と決めてみた。
日常の中で常に心を感じることをはじめたら、
やっぱり毎日のように胸が痛い。
何に胸を痛めているのか自分でも分からず、夜眠りにつくと、その痛みの理由に繋がるような夢を見る。
その日は夢の中で、9年前、突然難病を発症して入院した当時に戻っていた。
夢の中で私は、何とか家族の愛情を感じたくて、そのために、ベッドの上でも家族の機嫌を伺っていた。
朝起きて、今感じている痛みと、夢の中の当時の自分の心の状態が全く同じことに気が付く。
もう一度目を閉じて自分の心を感じると、心の中にはやっぱり当時の自分がいて、発症したばかりの病による激しい身体の痛みと心の痛みに発狂寸前になっている。
荒れ狂う当時の自分を抱きしめながら、
「よしよし、大丈夫だよ」と声をかけた。
すぐに変化はなくも、何故かいつも以上に冷静に向き合えて、
「大丈夫だよ。だって今の私は、どうしたらあなたがこれから良くなっていくのか、その全ての過程を知っているから。」と思わず声をかけた。
それは、多分、当時の私が
死ぬほど欲しかった言葉だから。
すると急に、
昔の私と、その私を抱きしめ寄り添う今の私の頭の上に、ピカンと光る、小さな太陽のような光が現れた。
その光はスゥーーっと私たちの頭の上に降りてきたかと思うと、そのまま私たちのハートの位置まで降りてきて
そこから私たちを包み込むように広がり、過去の私と今の私は、まぁるい光の中にすっぽりと包まれていた。
その穏やかで、安心感に包まれる感覚・・・
・・・あれ?この感じ、、、どこかで、、
今の私がそう思うと、過去の私は今の私の腕の中で、穏やかに眠りはじめていた。
その時思い出したのは、まさに当時体験したことだった。
私はこの時、病院のベッドの上で2週間絶食状態、連日ほとんど眠れず、あまりの身体の激しい痛みに、もう正気を保っている”自意識の糸”みたいなものがちぎれそうになった瞬間があった。
夜、点滴の管に繋がれたまま、一人でパニックを起こして、もう、このまま死んだ方がマシだ!!と、真剣に死を望んで、生きること全てを放棄しそうになったの。
その瞬間、私のハートの内側に
黄金色の光が現れた。
その光は一瞬で大きくなり、まるで抱きしめられているかのよう。不思議な感覚。急に、精神状態が落ち着き始める。
「大丈夫だよ」
そんな声が聞こえた気がした。
何が大丈夫だって言うの?こんな身体で。
全然良くならないし、一生付き合っていかないといけないって言われたんだよ、、、
でも、そんな意識も光の中に溶かされて、消えてなくなってしまう。そのままあまりの穏やかさに、意識が落ちていく・・。
その翌日から、それまでは全く変わらなかった炎症反応数値が、少しずつ下がっていき、改善しはじめたのだ。
入院している時のそのある種の不思議体験が、その後、病と向き合っていく勇気になり、どうにかして諦めずにここまで来ることができた。
そんな風に大きな影響を与えてくれた体験だけど
実は、あの時現れたのは、当時の私から見た【未来(今)の私】だったのでは?
去年、中学生当時の自分と沢山向き合ったけれど、
実は当時の私も、夜寝る前に目を閉じると、目の奥から一筋の光が現れ、その瞬間意識がショートしてしまうという体験を、1〜2年くらい、本当にやばかった時期に経験している。
もしかすると、あの時も、この時も、
未来(今)の私が、過去の私に向き合うことで、
エネルギーを送っていたのでは??と。
そんなことを思ってると、今の私が感じていた胸の痛みも、いつしか光の中に溶け、癒えていて・・・
あぁ、これが、自分の内側から魂が立ち上がるってことなんだ・・・と思い、
あぁ、私の心は、やっとやっと、
私の魂を見つけたんだ。と思ったの。
(上手く言えないけど、魂の世界には時間概念がないから、もしかすると一つの体験を、色んな時間軸の私が、同時に体験したともいうのかもしれない。
過去も今も未来も、私の【魂】自体は、
ある意味常に同じ“たった一つの存在”と考えると、
まるで一つの魂を中心に、四方八方に沢山の時間軸の自分がいて(全部「記憶の中の自分」みたいな感覚だけど)
思うことで意識的に繋がることが出来て、
本当に!ダイレクトに影響を与えているのかも。こんな風に感じたことはこれまでなかったので、びっくり。)
魂は常に完全だと、宇宙の真理に出会って学んできたけれど、私の心も身体もずっと壊れてた。
エネルギーに敏感だったことで、魂の光をエネルギーとして感じていたから、その存在はもちろん信じていたけれど、
完全な光の魂と不完全な自分を同時に感じて、
いつもどう解釈したら良いのか戸惑っていた。
自分の意識の中から「心」の存在も排除して、見えなくし、凍らせて、心の奥に閉じ込めてきた感情が、自分を生きはじめたことで溢れ出し、混乱して訳がわからなくなった。
感情を感じ受け止めて、消化・昇華していく練習を何年もかけて練習し、
少しずつ、苦しんでいた自分に優しい言葉をかける練習を見様見真似ではじめて、
少しずつ、それが自然になってきて、
あたたかい想いを、自分に向けられるようになってきて、、、
あぁ、私の心は、意識は、やっと、自分の魂を受け入れはじめたんだ、と。
そうしたら、もう、私はこれから先、
ただ、この美しい光と向き合って生きていけたらいいな・・・私の人生もう、それだけで良いのかもしれないな・・・と思っている自分がいて。
心との向き合いを繰り返すほどに、肉体があることで「現実」を実在するものとして感じているんだな、と思う。
(もちろんちゃんとこの3次元に存在しているし)
これまでは現実に困った時は、ただ現実と向き合わなくちゃいけない!とパニックになった。
だけど、私の心の在りかそのものが
そもそも、現実を現実として感じさせ
私が生きる世界そのものを決めていて
もし、私の意識が、
このあたたかく大きな光だけをただ、抱きしめて生きたら?
それはもう、私にとって、大好きなぬいぐるみを抱きしめる感覚と変わらない。
私はこの光と手を取り合い、共に生きていくと、決めるだけで良かったのかも・・・
私がずっと望んでいた
「愛されたい」「愛されてるってちゃんと感じたい」という願いさえ、
本当はずっと、魂から愛されていることを、
心の奥底で知っていたから
その繋がりが絶たれてしまったから
苦しかった。
ただ、それだけだったとしたら??
目の前にある
あたたかで大きな光の玉を抱きしめたら、
何だか、ふわふわで気持ちの良いクッションを抱きしめた時みたいに、柔らかくて優しくて、とても居心地が良い。
そんな風に魂の光を目の当たりにした私の目の前に、子供の頃の私が現れて、にっこり笑った。
あぁ、あなたは、私の心なんだね。
ってすぐに分かった。
あなたは私の心であり、
「魂の化身」だったんだね、と。
これからはずっと、あなたと手を繋いで
私に微笑みかけてくれるあなたのを顔を見て
私も微笑んで
ずっとあなただけを見て、生きていきたい。
ずっとこうして、
手を繋いで、向き合っていたい。
大切で、大好きな、
あなたを抱きしめる。
そう、あなたは私にとって
大切な心であり、
私の魂の化身だから。
そんな出来事があった後、常にあった胸の痛みはあたたさとなり持続して続くようになってきて
その日から毎日のように怒涛のごとく
「この時を待っていたよ!」と言わんばかりに小さな痛みや悲しみが急にひょっこり顔を出し
今まで見逃してきた、思いがけない、けれどどれも本当は大切だった”小さな本音”に気付く日々。
この変化の翌日にも、意識の世界で大きな変化があったので、また別記事に続く・・・
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